書評・感想

経営戦略って面白いの?書評:実はおもしろい経営戦略の話 著・野田 稔

経営戦略を全体的に知る!書評:実はおもしろい経営戦略の話 著・野田 稔

こんにちは!
すあんです。
今日も模索していきます🙂

今日の記事は書評です。
「実はおもしろい経営戦略の話 著・野田 稔」
です。

大まかな内容としては、
こんな感じですね。

過去の事例や先人たちの
“戦略”についての話を紹介しつつ、
経営戦略とはどんなもので、何が大切なのか?
こういうことは現代、そして未来にも
通じるのではないか?

これらが
網羅的に書いてあります。

昨年旅行したときに
新幹線の車中で一気に読めるくらい、
読みやすく、わかりやすかった印象ですね。

■大まかな内容:経営戦略の過去~現代の事例とこれから

経営戦略を全体的に知る!書評:実はおもしろい経営戦略の話 著・野田 稔経営戦略とは・・・

書籍の内容は全部で8章の構成です。

第1章:経営戦略とはなにか
第2章:歴史に学ぶ経営戦略
第3章:勝ちパターンの作り方
第4章:ビジネスを制するポジショニング戦略
第5章:成長戦略の考え方
第6章:実際にビジネスモデルを考えてみよう
第7章:成長戦略はどう立てるのか
第8章:人口減少時代の経営戦略
終章:AIが経営戦略を立てる時代がやってくる?

各章の詳細は
書籍に譲るとして、

第1章の
「経営戦略とはどういうものか?」
の考察から始まり、順に
先人たちがどのように戦略を考えて来たのかを
実例をもって章立てて紹介されています。

過去の"戦略"過去の”戦略”から今の戦略を考える

アレキサンダー大王の戦略、
マキアヴェッリの君主論、
孫子の兵法、
クラウゼヴィッツの戦争論
など紀元前~中世、近代の
過去の政治、戦争から見た戦略に関する事例の紹介。

フィリップ・コトラーの
マーケティング論や、
自動車業界や家電業界の動向を踏まえての実例。

マーケティングのフレームワーク
PPM、ドミナントデザイン、SWOTなども
実際の企業の例が挙げられていたり、

これらを踏まえて、
「では、経営戦略をどう立てるか?」
という点も触れられています。

 

僕たちはこれからどんな戦略を立てると良いか?僕たちはこれからどんな戦略を立てると良いか?

最後に
今の日本の状況がおかれている
少子高齢化や働き方の問題にも言及されており、
これから先の未来に向けて
“私達はどのような戦略を立てて生きていくと良いか?”
で、まとめられていました。

現代の経営戦略について
全体的に、網羅的に触れられていて、
かつ平易な文章で紹介されている本だったと思います。

■読んでみた個人的な感想

経営戦略の概要を知るにはとても良い本だと思いました。
いわば“経営戦略 総論”て感じですかね。

過去の事例だけでなく、
今と将来についても触れられていましたし、
この本をとっかかりにして、
マーケティング手法、ビジネスモデルなど
実際に経営戦略を考える上での掘り下げた知識に
つながっていくのではないでしょうか。

読み進めていくと
「そう言われてみればそうか!」
「なるほどねー」
と唸るような事例の紹介もあり、
最後まで集中力が切れずに読みました。

失敗した事例だけでなく、
成功した戦略の事例も掲載があるのが
良いですね。

手法にも限界についての指摘があったり、
(例:PPMの限界。製薬会社のサルバルサン。梅毒治療→抗がん剤)
手法に頼った戦略を立てるだけでは、
勝てるとは限らない、
経営戦略の難しさと奥深さを
知ることもできます。

手法だけでは戦略の正解はわからない手法だけでは戦略の正解はわからない

強いて言えば
ちょっと網羅しすぎになって
“内容が若干散漫になってしまっているかな?”
と個人的に感じるところもあります。

とはいえど、全体像を知る本は
得てしてそうなると思いますし、
一部を掘り下げたいと思った人は
別の専門書を読めば良いわけですし。

このバランスは
難しいところだと思います。

■まとめ:戦略を学ぶと良いことがあるのは経営者、ビジネスパーソンだけでは無い!

経営戦略の全体像を知る良い本でした経営戦略の全体像を知る良い本でした

というわけで
「実はおもしろい経営戦略の話 著・野田 稔」
の書評でした。

読みやすかったし、
面白かったですね。
経営戦略ってどうしても
小難しそうな本が多くて。笑

そういう意味では
経営戦略を学ぶ入門書としては
本書はオススメではないかと思います。

特に僕が関心を引き寄せられたのは
開成高校野球部を指導した
青木 秀徳監督のマネジメントの例です。

これは非常に面白かったですね。

「要するに勝てばいい。目的は強くなることではなく、勝つことにある」
相手に10点取られても15点取れば良い。

これだけだと、
「なんじゃこりゃ?めちゃくちゃなこと言ってるなー」
と思うかもしれませんね。

実際の練習方法、打順や作戦など、
本書内に記載があり、
「そんなのあり?それで勝てるの!?」
と僕も思いました。

僕でも
「もっとも打率の良い選手を4番に起用する」
のがセオリーなことくらいは知っていますが、
青木監督は最も打率の良い選手を
2番バッターに起用します。
破天荒です。笑

で、その結果は
2005年の甲子園関東予選で史上初のベスト16まで進出
というわけです。

知っている方も多いかもしれませんが、
開成高校は東京大学に多数の合格者を排出する
国内でも有数の進学校ですが、
野球は特に強いわけではありません。
それが史上初のベスト16進出。

戦略が大事なのはビジネスや経営に限らない
ということなのでしょうね。スゴイ!

この例の部分はとても面白く読めました。

その他にも
事業の戦略について
失敗した企業が何をやったか、
成功している企業が何をやったか、
がポイントを絞ってまとまっていたと思います。

会社や事業の経営戦略について
総括して学びたい方は
本書を読んでみると良いかもしれません🙂

補足

…最後に、ちょっと疑問。

なーんで、
この表紙にしたんでしょうね。
まあ僕は好きなので
良いのですが😅笑

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もう一つ補足。
TVドラマにもなっていましたね。

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すあん
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