「仕事が増える一方。誰か助けて!」というアナタのための本。書評:エッセンシャル思考

捨てる止める技術と考え方。より少なく、より良く生きるために/書評:エッセンシャル思考
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アナタは

  • 仕事も家事もやることが多すぎる!
  • 残業しても全然仕事が終わっていかない…
  • 頼まれた仕事がつい断れず、どんどん溜まる一方…
  • やることだらけ。どうしたらいいかわからない!

こんなことで悩んだり困ったりしていませんか?
特に「頼まれた仕事がつい断れず、どんどん溜まる一方」
になるのは仕事に一生懸命に取り組んでいる人ほど
ハマりそうですね。

僕もそんな時期がありました。

そんなアナタにとっておきの本をご紹介いたします。
タイトルは「エッセンシャル思考 ~最小の時間で成果を最大にする~

情報過多の令和時代に必要な
「捨てる、止める、減らす、選択する」考え方と、実践の仕方について書いてある本です。

日々の仕事や家事に忙殺されているアナタ。
いかがでしょうか

もくじはこちら!

「やること多すぎて、頭がパンク…」アナタにもそんなこと起きてませんか?

優秀な人、仕事を頑張る人ほど成功のパラドックスに陥りやすい

最初は目標を決めて、突き進む。
仕事を頑張っている人=頼れる人、信頼できる人、
という評価が付き、色んな仕事を任されるようになる。
すると、あれよあれよと余計なタスクが溢れ、
仕事が滞り始め、本来やりたかったことの
時間やリソースが確保できなくなる…

アナタも過去に経験ありませんか?
特に中間管理職の人が陥りそうですよね。

この本ではそんな人のために、「本質的なものに集中するための考え方とその実践方法」について紹介がされています。

「エッセンシャル思考」の大まかな内容

全体で4部。

  • Part1:エッセンシャル思考とは何か
  • Part2:見極める技術
  • Part3:捨てる技術
  • Part4:仕組み化の技術

考え方の説明と、実践するための技術のセットで構成されていて、頭にスッと入ってきます。

ではでは内容をもう少し
掘り下げてみていきましょう。

Part1:エッセンシャル思考とは何か

そもそもエッセンシャル思考とは何か。
なぜエッセンシャル思考で考え、行動する必要があるのか。
どんなメリットが有るのか。
そこをまず解説されています。

端的に表す図がこちら。

わかりやすいですよね。笑

「エッセンシャル」とは

「エッセンシャル(Essential)」とは日本語では「本質的な」という意味になります。
(エッセンシャル@wiki)

エッセンシャル思考とはそのままズバリ
「本質的なことに集中しよう」という考え方のこと。

(なぁんだ、よくある一般論じゃん。つまんないね)

と思った人、いませんか?笑

ではそんなアナタに質問ですが、「アナタにとって本質的なこと」って、つまり何ですか?
そしてその本質的なことに「毎日集中」できていますか?

即答できなければ、アナタもきっと”非”エッセンシャル思考の人です。

改めてこの図を思い出してください。
本質的なことに集中できていれば目指すゴールに一直線に進んでいるはず。

そうでなければきっとアナタも
本質的ではないことに時間と手間を消費しています。

たとえば。

  • 職場で色んな人から仕事を頼まれて断れない。
  • あまり興味ないけど、惰性で飲み会に参加する。
  • そんなに面白いと思ってないスマホゲームをログボのために起動。
  • 眺めてるだけのSNS。
  • ホントは別れたいと思っている恋人と付き合い続ける‥

などなど。
本質的ではないことってアナタのすぐ近くに山のように溢れています。

多いのはやはり職場かもしれませんね。

選択の自由が少ない。

上司や会社からの指示を「そんな仕事やりません!」とはなかなか言えないですよね。

というか、そのまま言ったらそれはそれで
社会人として問題です。笑

現代の社会は気を抜けばすぐ、非エッセンシャルな状態に陥るようになっているんです。

じゃあ、本質的なこと、エッセンシャルなことって何?
というと、

大切な友人や家族と過ごす時間
行きたい場所への旅行
夢中になって没頭できる趣味
これだけはやりたい!と思っていた好きな仕事。

人によって色々あると思いますが本当に心の底から大切なこと(=エッセンシャルなこと)って誰にもあると思います。
もちろん、心から楽しんでいる
スマホゲームがあればそれもOK。

問題なのは「心の底から楽しんでいて、アナタの人生にとって本当に大切なもの」
かどうかの見極めですよね。

この基準がなく、一時だけ本質的なことに集中しても
ダメなんです。

クローゼットはぐちゃぐちゃになり着ない服でパンパンに膨れ上がってしまう。いっそのこと全部捨てたらスッキリするだろうか。
クローゼット整理する方法を確立しない限り、全部捨てたところでまた同じことの繰り返しだ。

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意を決して部屋を片付けて、クローゼットのいらない服や
リビングの使ってない家具や家電、書斎の不要な本などなど、無駄なものを捨ててみたものの、1年後にはまた元通り…。

こんな経験ないですか?
僕はあります。

そこでPart2からの実践のお話になるわけです。

Part2:見極める技術。それがエッセンシャルかどうか。

Part2:見極める技術

Part2以降は具体的に何をどうすればいいのか
実際に具体的な例を示しながら説明がされています。

何かを始めるとき、それがエッセンシャルかどうかを見極めるためにどうするか。

「捨てる辞めることが大事だ」と伝えている本や
YouTubeの動画などはたくさんあると思いますが結局、考え方だけ知ってもダメなんです。

「エッセンシャルなことを見極める。それ実際にどうやって行うの?」が重要です。

  • 捨てるとはどういうことか。
  • 止めるとはどうすることか。
  • 選ぶとはどうやることなのか。

実際の仕事の現場で
どう振る舞えばよいのか。

それがわからなければどんなに考え方を取り入れたところで
結局変わらない。

先程のクローゼットいっぱいになった服の話のとおりです。

一度捨てても
服の買い方を変えない限り、1年後にはまたいっぱいになっています。

服だけの話ではありません。
仕事も家事にも当てはまる話です。
意識しなければ、増える一方です。

膨大な余計なものと、ごく僅かな大切なものを仕分ける。

そのために大切なことは何か。
それはこの5つ。

1:孤独
2:洞察
3:遊び
4:睡眠
5:選抜

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であると著者は説きます。

それぞれの詳しいところは本書に譲りますが、「孤独」は深く共感しました。

孤独になる時間は、アナタの本質を探し求める大切な時間

孤独になる時間は、アナタの本質を探し求める大切な時間

数年前にこんな事がありました。
当時の僕は超がついても良い
非エッセンシャル思考の状態で、

職場であれもこれも、と言われるままについ引き受けてしまい、仕事は滞り、結果も出せず、プライベートも全く充実してない。
楽しみは土日の夜ふかしと朝寝坊だけ。

溜まっていくまま終わらない仕事に嫌気が差し、モチベーションも低下、そしてさらに溜まる仕事…。

悪循環ですね。
あの時にこの本に出会っていればまだ良かったのかもしれません。苦笑。

僕はこの時、体も心も変調をきたし始めていて、その自覚もあったので、会社に相談してお休みをもらうことにしました。

夏季休業に追加して数日のお休み。

3日間ほど、北海道に行ってきました。

その時の旅行記はこちら。
改めて人生を変える旅になったと思います。

時間も場所も遠い場所でひたすらに自分自身と対話する静かな時間。

この3日間で、僕は自分の本心とじっくり対話したのです。

そしてハッキリと自覚しました。

「僕はあの会社に行きたくない。あの会社を辞めたい」
「やりたいこと、一緒にいたい人、働きたい場所はあの職場にはない」
「自分がちゃんと楽しく生きる場所を探さなくちゃ!」

そう思っていたことに気づいてもいなかった。

旅行から帰ってきて、会社以外の場所や楽しみを見つけるためにこのブログを開設しました。

あの旅行での自分との対話がなかったら
「もさくのーと。」は今も無かったでしょう。

孤独になる時間。
本書にもこうあります。
「集中せざるを得ない状況を作る」

あの3日間の孤独な旅行の時間こそ、僕が、僕自身にとって本当に大切なこと、自分の本心を知るための
「集中するしかない状況」
だったのでしょうね。

アナタは最近、そんな風に一人で静かに自分とゆっくり対話する時間って取れていますか?

集中するためには人間の意思だけでは多分無理です。

環境、状況の方を整えてしまったほうが良いでしょう。

Part3:捨てる技術。要らないものは途中でも辞める

Part3:捨てる技術。要らないものは途中でも辞める

Part3は捨てる技術。
これは始めたときはエッセンシャルだったものでも、時間が経って非エッセンシャルになってしまったことへの対策です。

ポイントは5つ。

目標/拒否/キャンセル/編集/線引きする

どの項目も詳しく掘り下げたい
「なるほどなぁ…」と目からウロコの話ばかりなのですが、詳しくは本書に譲るとして、やはり取り上げるならコレでしょう。

拒否。

本書内の小見出しでは「断固として上手に断る」
となっています。
なんとなく著者も「断るのは難しい…」と思っている気がします。笑

「断る、拒否する」って難しいですよね…。
そこで。
上手に拒否する技術を教えましょう、というのがPart3の内容です。

ノーを言うための技術と、断るレパートリー(※これが一番大事)

僕はこのパートこそ、本書で最も重要なポイントだと思いました。

たぶん、非エッセンシャルな人って断りベタな人がほとんどなんじゃないかと。

だって、自分だけの都合で生きていれば余計なものって入ってこないと思いませんか?

アナタにとって、余計なものって多くは
外から投げ込まれることが多いハズ。

じゃあ、余計なものを投げ込ませない。
投げ込まれても投げ返す。

<上手にノーという技術を身に付ける>断り方のレパートリーを増やす
判断を関係性から切り離すとりあえず黙る。
直接的ではない表現を使う代替案を出す。
トレードオフに目をつける予定を確認して折り返す。
誰もが何かを売り込んでいるどの仕事を後回しにするか相談、調整する
好印象よりも敬意を手に入れる冗談めかして断る
曖昧なイエスはただの迷惑肯定を使って否定する
別の人を紹介する
ノーを言うための技術と、断るレパートリー

すべてを細かく紹介はしませんが、僕が「あ、これはすぐにできそう!」と思ったのは、「直接的ではない表現を使う」
「予定を確認して折り返す」

ですね。
相手や周りを必要以上に気にする人でも
使いやすいと思います。

余談ですが、前の職場で
「肯定を使って否定する」を自然とやっている人がいました。

これ、僕わかんないです。
すあんさん詳しいですよね?
対応してもらって良いですか?

って感じで。

「詳しいですよね?」といわれましたが、内容としては僕がやろうが、その人がやろうが、誰がやっても問題ないレベルの内容。

…まあ体よく押し付けられたわけですな。苦笑。

ただ、本人に悪気はないのです。
ごくな自然にやっていました。
彼は意図せずにエッセンシャル思考を実践していたのかもしれませんね。

その他にもキャンセル(=途中で辞める)ことや
いろいろ非エッセンシャル思考なことを切り捨てる手法について詳しく書かれていて、途中でやめる、拒否するのが苦手な人にとっては参考になること多し、ですよ。

Part4:仕組み化の技術。自動的にエッセンシャル思考を実践

  • Part1:エッセンシャル思考とは何か
  • Part2:見極める技術
  • Part3:捨てる技術

まで読み進めて、

「ようし、僕もエッセンシャル思考を実践してみよう!」

と思った人。

その心意気はスバラシイですが、それでは多分失敗します。笑

Part4は仕組み化の技術について。

つまり、気合や根性、心がけで実践せず、「仕組み化して自動的にエッセンシャル思考で行動できるスキル」
についての内容です。

この本の著者はホントに読者のことをよく考えておられますね。

「努力せずに、自動的にエッセンシャル思考を実現にするには」

繰り返しますが、クローゼットの大掃除をしても、服の買い方を変えなければ1年後にはまた着なくなった服の整理に頭を悩ませるだけ。

仕事も家事も同じ。

では自動的にエッセンシャル思考を実践する
具体的な方法とはなにか。

それがこれらです。

バッファ

削減

全身

習慣

集中

未来

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バッファを取る、というのはよく言われてますよね。
カツカツで予定を立ててしまうと、予定外のことが起きた時、以後の予定が総崩れになって色んな人に迷惑をかけしまったり。
そして得てして予定外のことって起きるんですよね。

そうならないようにスケジュールにある程度”遊び”をもたせる。

僕はだいたいできそうな予定の
プラス30%程度を見て予定を立てるようにしていました。
2週間でできそうな仕事ならプラス4日間~5日間とか。

多くの人がそうだと思いますが、僕は締め切りに追われるのは大キライです。笑

余裕がないスケジュールだと焦って逆にミスが増えたり。

余裕を見てスケジュールを立てれば細かいところまで目が行き届きますし、プラスアルファのこともできる。
お客さんにもよろこばれるかもしれない。

良い事づくし、です。

急がば回れ、って日本のことわざもありますよね。

削減する。あえて「やらない」を選択すること

やるよりもやらない方が良いこともあります。

例えば仕事をしていて「売上をもっとあげよう」
という指示が会社の上層部から来たとします。
アナタが管理職だとしたら、部下になんて言うでしょう?

  • 一日○件、飛び込み訪問させる
  • ○件電話をかけることが今日のノルマ
  • 得意先に行って少額でも良いから契約を取る
  • 赤字出ても良いから値下げしよう

これらは僕は本質的ではないと思います。
ではエッセンシャル思考ならどう取り組むか?

例えば「なぜ売上を上げたいのか?」という問があるはず。

  • 他社が売上を伸ばしており、シェアを奪われつつある
  • 別の事業で大きな赤字が出てその補填をしたい
  • 経営陣の一部勢力が自分の力を誇示したいため

これらの事情や背景で打ち手は変わるはずです。

ただし当てずっぽうに改善していても意味がない。特に問題のないところをあちこち改善しても効果は薄く短期的だ全く無意味と言うこともある。
~中略~
全体の進捗を邪魔しているボトルネックの発見が鍵となるのだ。

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例えばシェアを奪われつつあるのなら、広告戦略を変える手もありますよね。

損失の補填なら税理士さんや会計士の方と相談したり、財務関連の対策でなにか工夫できるかもしれません。

経営陣の一部勢力からのワガママなら無視しましょう。
僕なら無視します。笑

などなど、場当たり的な対処は効果が出ません。

上司の「量質転化だ!まず量をやれ!」を鵜呑みにしてはいけない。

多くの会社では「いいからとにかく動け、手足を動かせ。量が質を生むんだよ」
ということが正しいとされていますが、僕はこれはあまり信用していません。

間違ったフォームで素振りをしても
打球は遠くまで飛びませんよね。

行動することで道が開けることもありますが、それは新人や現場の人が個人レベルで行動する指針なら良いでしょう。

組織として人を動かすに当たって場当たり的にやっていては多くの人を巻き込んで
ムダなことをするハメになります。

少なくとも
「何のために、何をどうするのか」
だけはハッキリさせた方が良いでしょうね。

せめて、Why、WhatとHow、そしてWhen。
以前記事にした5W2Hのピンポイント版です。

ただいたずらに行動することが正しいわけではない、と僕は思います。

特に自分以外の誰かを動かすときは。

仕事も「本質を捉える」。ロゴ制作依頼を受けたAさんとBさんの場合

ロゴ制作依頼を受けたAさんとBさんの場合

こんな話があります。
僕のかつての上司が言っていたお話。

とあるロゴ制作の依頼を受けたAさんとBさんがいました。
提出は明日の昼。
時間がない。リテイクはなるべく出したくない。
AさんとBさんはどうしたか?

Aさん:
急いでロゴを30案ほど徹夜で作り、提出期限ギリギリの翌日昼に提出。

Bさん:
ロゴを2案ほどサラッとつくり、2案のコンセプトテキストをA4一枚ずつ用意して提出、定時で帰宅。

結果はBさんのロゴが採用されました。

正解か、不正解か、良いか悪いかの話ではありません。

Aさんはきっと数を出すことが得意とか、そうしないと案が作れないタイプの人とか、いろいろ事情はあるでしょう。

ただ、どっちがより本質的であったか、エッセンシャルだったか
は言うまでもない。Bさんです。

ついでにいうと、Aさんは30代になる前に働き方を変えないと、体壊します。
これはマジです(-_- 😉

もう10年以上前に聞いたんですが今でもよく覚えているエピソード。

さて、アナタは職場で仕事を受けたとき
エッセンシャル思考で取り組めていますか?

僕はまったくできてなかったです。

僕のように沼に首まで浸かる前にアナタは脱出してくださいね。笑

捨てる、止める、断ると言うけどそんな簡単にできないよ!と言うアナタ

捨てる、止める、断ると言うけどそんな簡単にできないよ!と言うアナタ

いやー気持ちはすごいわかります。
捨てる止めるのはまだしも、拒否するっていうのはとっても難しいこと。

引き受けるより
断るほうが難しいですよね。

断ることのデメリットとして思いつくのは

  • 周りの目が気になる
  • 会社の評価が下がるかも

など、実際の生活で影響大きいです。

でも、もし

  • 仕事も家事もやることが多すぎる!
  • 残業しても全然仕事が終わっていかない…
  • 頼まれた仕事がつい断れず、どんどん溜まる一方…
  • やることだらけ。どうしたらいいかわからない!

ということに困っていたり、悩んでいたりするのなら
断る、拒否するをやらないとどんどんやることは溜まる一方。

沼にはまったとして、
膝まで浸かって脱出するのと、首まで浸かって脱出するのはどっちが楽か。

わかりますよね。

どうしてもできない人は、きっと「自分にとって何が本質なのか」が見えてないかも。

そういう人にはこれです。価値観マップ!

価値観マップとは簡単に言えば、アナタの人生にとって何が大事か、どこに向かうか、それを見極めるための地図。ルートマップです。

旅行に行くとき、どこに行って何するかで
持ち物決めますよね?
それと同じです。

アナタにとって「本質的なこと」とは何でしょう?
意外と自分で気がついてないこと多いのではないでしょうか。

そんな人はぜひ
価値観マップを作ってみてくださいね

まとめ:エッセンシャル思考で生きよう。自分の人生を生きるために。

捨てる止める技術と考え方。より少なく、より良く生きるために/書評:エッセンシャル思考
捨てる止める技術と考え方。より少なく、より良く生きるために/書評:エッセンシャル思考

今回の本「エッセンシャル思考~最小の時間で成果を最大にする~」は考え方から実践までと構成自体もわかりやすかったですし
文体も平易で読みやすかったです。

本を読んでみて改めて思うことは

  • これだけは絶対に必要なものって意外と少ない。
  • ちょっと必要。でもそんなにいらないものは山ほどある。
  • 要らないことを人に押しつけてくる人は意外と多い。

現代の社会は皆さんご存じの通り情報過多。
新聞、テレビ、インターネット、スマートフォン、町に出れば街頭広告、電車のつり革広告。

情報だらけ。

これらはすべてアナタの時間を奪うために躍起になっているわけです。

目に入ればどうしても興味を惹かれてしまう。

それは当たり前。
なにしろ広告はプロフェッショナルな人たちが知恵を絞ってアナタの目を引くように作られてる。

大切なのはそういう事実を知った上で向き合うのと、気がつかないまま消費するのでは全く違うと思います。

少なくとも、「興味あるけど、また時間を奪われる…!もっと自分にとって本質的なものに集中しよう!」
と気づくことができる。

そんな思いもあってこの記事を書きました。

アナタは自分の人生を、本質的に、エッセンシャル思考で生きていますか?

もし

  • 仕事も家事もやることが多すぎる!
  • 残業しても全然仕事が終わっていかない…
  • 頼まれた仕事がつい断れず、どんどん溜まる一方…
  • やることだらけ。どうしたらいいかわからない!

ということに困っているのでしたら、ぜひ本書を読んでみてください。

時間がない方、さらっと知りたい方にはマンガ版もありますが僕がイチオシなのはやはり原書です。

原書は考え方や実践方法が実例を出して丁寧に解説されていますよ

この記事を読んだアナタにオススメな記事はこちらです!

この記事で書いたエッセンシャル思考ですが、同じ著者による続編が出版されました!

エッセンシャル思考は「何をやるか?」を決めるための思考方法。

その大事なことだけになった自分の予定を「どうやるか?」ということって気になりませんか?

続編はまさにその「どうやるか?」について焦点を当てた本。
その名も「エフォートレス思考」

早速読んで記事にしてみたのでぜひ読んでみてください!

その他にも何をやるかについて、自分の基準を決めるための「価値観マップ」の記事や、

職場での働き方などをエッセンシャル思考的な考え方で、ゼロベースで考え直してみる
「小さなチーム、大きな仕事」という本の記事もあります。

こちらもぜひ読んでみてくださいね

捨てる止める技術と考え方。より少なく、より良く生きるために/書評:エッセンシャル思考

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この記事を書いた人

愛知県在住のアラフォー男。独身。
30代後半で仕事にも人生にも行き詰まり、何かできることはないかと思ってブログを始める。

3年でやっと100記事達成の超マイペース。

読んだ本、買ったガジェット、行った旅行先、その他お仕事で壁にあたったときの経験を記事にしています。
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