上司に「どうすれば良いですか?」と聞いてはいけない。アナタの評価がググッと上がる質問の仕方

「どうすれば良いですか?」ではダメ!上司の評価がググッと上がる質問の仕方
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アナタは会社の上司に質問をする時、「これってどうすれば良いですか?」
という尋ね方をしていませんか?

ハッキリいいますが、これはNGです。
上司が優秀な人であればあるほど、内心、ガッカリされています。

  • 上司に「これ、どうすれば良いですか?」とつい聞いてしまう…
  • とにかく上司への質問の仕方がわからない!
  • 上司からの評価を上げたいけど何かできることはないかな?

今日の記事はそんな
「どうすれば良いですか?」ではダメ!上司の評価がググッと上がる質問の仕方についてのお話です。

[box02 title=”この記事が読めばわかるコト!”]
・上司に質問をする時に効くウマい質問の仕方
・評価される部下と評価されない部下の質問の仕方の違い
[/box02]

もくじはこちら!

上司から「コイツできるな!」と思わせる質問の仕方

上司から「コイツできるな!」と思わせる質問の仕方
コイツはできるな。次の査定で昇給させよう

では結論から。

「回答の選択肢(カード)を部下側が用意して上司に選択させる」

です。

例を出しましょう。
状況:Aがお客様先で「とにかく急ぎで品物を10個ほしいのですぐ用意してほしい!」と依頼を受けた、とします。

まずは悪い例から。

Aさん:「C課長、この件て、どうやって対応すればよいですか?」

次、良い例。

Aさん:「C課長、この件、急ぎで品物を用意するか、お客様に待ってもらうか、どちらで良いでしょうか?急ぎで用意する場合は製造部へ私が連絡します。待ってもらう場合は何日まで用意できるか確認と、すぐ用意できるとすればいくつか確認します。」

細かい状況はさておき、ポイントはこれですね。
「どちらで良いでしょうか?」
という選択肢を部下側で用意する。

選択肢を部下側で用意する。
選択肢を部下側で用意する。

こうすると上司側は考える時間が最小限で済みます。
つまり「考える仕事をなるべく上司にさせない」工夫をするということ。

なぜなら上司は基本的に「判断する仕事をする人」だから。

逆に部下は「状況を整理して報告する人」

「これどうやって対応すればよいですか?」と上司に質問するということは上司に「状況を考えさせて、整理をさせている」んですね。

上司に考えさせているようでは、上司からはいつまで経っても

「悪いやつじゃないんだけど、コイツはまだまだだなー…」と思われ続けます。

逆に素早く状況を整理して、現場で考えうる対応を選択肢としてまとめ、上司に判断だけ仰ぐ人は

「うん、コイツはなかなかやるな!」

と評価されやすい。

なんで評価されるかというと、上司の負担が減るからです。

そして、上司の負担を減らせる部下は、評価されます。
「評価されます」をもっとぶっちゃけて言えば「給料が増えて昇進できます」ということです。

上司の仕事を減らせる部下は評価される

「上司の負担を減らす仕事ができる部下」は評価される
部下は上司の負担を減らす視点を忘れずに。

「え?上司の負担を減らす仕事ができる部下?おかしくない?
部下が上司の仕事を助けろってこと?上司の方が給料多いんでしょ?」

そう思うかもしれませんね。

何しろ自分より役職も上、給料も高い人を助けるなんて。

むしろ助けてほしいのは部下の方でしょ?
と、そう思ったのではないでしょうか。

その気持ちはわかります。
そしてその気持ちはごく普通の感覚です。

ただし。

上司から見てどう思うかは別の問題です。

アナタが上司だったとして、上司の負担を考えない、自分の仕事だけやっている部下と、自分の仕事だけじゃなく上司の仕事の負担も軽くしようとする部下の
2人がいたら、アナタはどちらを評価しますか?

部下が一人いるだけでも上司は大変です。
もし二人、三人といる場合はなおさら。

一度でも部下を持った人なら分かると思いますが、「人を管理する仕事」というものはその場にいない人やモノのことを想像力を働かせて考えたり、判断したりしないといけない。

体を大きく動かさない代わりに、非常に精神力や気力を消費します。

上司の負担を減らす部下の存在はありがたい存在なのです。

突き詰めれば「身近な人への思いやり」と同じこと

突き詰めれば「身近な人への思いやり」と同じコト
突き詰めれば「身近な人への思いやり」と同じコト

「上司と部下」を軸にして話をするとなんともやりきれない気持ちになるかもしれませんが、でも、アナタもこう思ったことはありませんか?

家族、恋人、友人とか自分以外の誰かの負担を減らしてあげたい!」と。

上司と部下の関係も突き詰めてしまえばそれと同じことだと僕は思うんです。

例えば僕の場合。

僕はこう見えて人の縁には結構助けてもらっているところがあって。

「どうしようかな、困ったな」
と思っているところに「すあんさん、もし良かったら一緒にどう?」
そう声がかかったことが一度や二度ではないんです。

これは本当にありがたいことで感謝するばかり。

ただの運といえばそれまでですが、ただ、僕は日頃から仕事をする時に心がけていることがありました。

「僕と仕事で関わる人の負担をなるべく減らせるように」
ということ。

たぶん、そういう姿勢を見てくれている人は見てくれていたんだな、と思います。

先程の
「上司へ質問する時は考えさせるのではなく、選択肢(カード)を選ばせるようにする」
これも本か何か知ったことを実践していただけ。

上司でも同僚でもお客さんでも、自分ができる範囲で負担を減らす工夫や努力をする。

「評価は相手がするもの」
だからこそ相手のことを思いやること大事。
たとえ結果が思わしくなくても、です。

どうしても気が合わない上司を思いやるのはムリ!という人

どうしても気が合わない上司を思いやるのはムリ!という人
どうしても気が合わない上司を思いやるのはムリ!という人

しかし、ここで「会社の上司」ということで、難しいハードルがあります。

上司は「自分で選んだ人ではない」ということ。
家族や友人と決定的にここが違う。

運良くアナタが好ましいと思える人、すごく尊敬できる人が上司だったら良いでしょう。

しかし、多くの場合はそうではない。

Googleで検索するといっぱい上司との関係の悩みや苦しみが出てきますよね。

上司と何となく気が合わない…
気が合わないというかパワハラまがいのことされたりして上司が大嫌い。

アナタも一度くらい思ったことはあるのではないでしょうか。

「○ね!あのクソ上司め!」とか。。笑

僕ですか?
ええ、もちろん何度もありますよ。笑

なんだかんだで人間ですから。
どうしても気が合わない上司を思いやるのはムリ!という人。

難しいですが対処としては2つですね。

  • 感情を一切なくして選択肢を提示するだけのマシーンを演じる
  • 異動願いを出すか、転職して人と場所を変える

3つ目の選択肢として、「自らの手で会社の文化や上司の人格を変える」
というのもなくはないですが、投資する手間暇と時間と得られる結果が全く釣り合わないのでオススメしません。

それくらいのエネルギーがあるのなら、もう独立したほうが良さそうです。笑

ちなみに選択肢の中に「ガマンして耐える」は入れる余地もありません。論外です。笑

ガマンして耐え続けてしまうと、そのうち心と身体の両方壊すリスクがあるから。
どうしてもガマンできないくらい環境が悪いなら
変えたほうが良い。

「会社の文化」と「他人の性格」を個人の力で変えるのは不可能です。

まとめ:「これ、どうすれば良いですか?」は今日で卒業!明日から質問は「どちらで良いでしょうか?」で!

まとめ:「これ、どうすれば良いですか?」は今日で卒業!明日から質問は「どちらで良いでしょうか?」で!
「これ、どうすれば良いですか?」は今日で卒業!

というわけで
「どうすれば良いですか?」ではダメ!上司の評価がググッと上がる質問の仕方」
でした。

いろいろと偉そうに解説してみましたが、正直なところ、上司に質問する時、僕はちゃんと選択肢を用意できていたか?と言うと、ぶっちゃけ50%くらいですね…。

気をつけてないとつい反射的に「これどうしましょうかね?」と気軽に聞いてしまう。

状況を整理して選択肢を用意するなんて、面倒だし、大変なんですが、それでもやる価値はある。

一つは上司からの評価が上がる(昇給、昇格)ということもそうなんですが、

何より、ビジネスパーソンとして必須のスキルだと僕は思っています。

僕の個人的な印象ですが、仕事ができる人、というのは

「状況整理と問題点の発見が正確で素早い」

この能力を当たり前のように持っている印象です。

「アイデアが斬新」とか
「交渉が上手くて難しい商談もまとめる」とか
「売上が常にNo1」とか

仕事ができる人って色んな要素があると思うんですが、

どのパターンの人でも例外なく
基礎的なビジネスの能力として持っている。

名前は出せませんが、僕が過去あったことがある仕事がデキる人たち。

Aさん。取引先の営業マン。芸能関係やイベントなど大規模で難しい仕事をソツなくこなしていた。
Bさん。30歳前後で役員に着任。事業課題を整理したり、抽象的な問題を整理したり暗黙知を見える化。
Cさん。出向先の会社の担当者。進捗管理、顧客折衝など敏腕プロジェクトマネージャーという印象だった。

この三人はいずれも 「状況整理と問題点の発見が正確で素早い」

会社員として、というより、一人のビジネスパーソンとして尊敬できる優秀。

彼らが上司に質問する時、間違っても
「どうすれば良いですか?」とは絶対に聞かないと断言できます。

アナタの身近にもいませんか?
優秀な、仕事がデキる人。

彼らの立ち振る舞いを思い出せばなんとなくイメージできると思います。

身近に居なければYoutubeのビジネスチャンネルを運営している人
とかでも良いでしょう。

「ビジネスパーソンとしてカッコいい」ですよね。

上司に質問するとき、「これ、どうすれば良いですか?」と聞いている内は上司からは評価されない。

だから上司に質問する時のキーワードは「どちらで良いでしょうか?」

このキーワードを意識すれば自然と選択肢を用意する頭になるはず。

この質問ができれば上司から一目置かれて、アナタの評価もググッとアップすること間違いなし!
…とは言いすぎかもしれませんが、

デキるビジネスパーソンへの第一歩は間違いなく踏み出しています😊

状況整理とか選択肢を用意するとか、難しくて自分にはムリ!というアナタへオススメな記事

状況整理とか選択肢を用意するとか、難しくて自分にはムリ!
そう思ってしまったアナタ。

気持ちはわかります。
僕も苦手でしたし、今もまだ未熟。

そんなアナタは頭の中を整理する練習をしましょう。
大丈夫、練習すればうまくなります。

イキナリ頭の中だけで考えようとしなくてOK.
紙とペンを使って書き出して整理する。

↓この記事のようにマインドマップを使ってみても良いし、

https://www.suan-mosaku.net/2019/01/13/use-mindmap/

↓もっとシンプルにメモノートとペンでやってみても良い。

https://www.suan-mosaku.net/2018/10/07/lets-mini-note-output/

とにかく書いてみる。

1回、2回書くだけではダメです。

しんどいと思うかもしれませんが、それこそ年単位で習慣にするくらいの気持ちで
気長にやってみてください。

紙とペンで書き出して、頭の中を整理するクセをつけると、次第に頭の中でマインドマップの図や、ノートに書いたメモ書きなどが浮かぶようになるんです。

状況整理が苦手な人はたぶんその人なりの整理する手順が身についていないだけ。

練習すればきっとできるようになります😊

「どうすれば良いですか?」ではダメ!上司の評価がググッと上がる質問の仕方

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この記事を書いた人

愛知県在住のアラフォー男。独身。
30代後半で仕事にも人生にも行き詰まり、何かできることはないかと思ってブログを始める。

3年でやっと100記事達成の超マイペース。

読んだ本、買ったガジェット、行った旅行先、その他お仕事で壁にあたったときの経験を記事にしています。
1記事、1文章でもアナタのココロに響けば嬉しい(^^)

<好きなもの>
旅行/映画/読書/アニメ/ゲーム/マンガ
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すあんのプロフィール

すあん|note
https://note.com/suan_mosaku

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