アナタは
- 頑張る自分にご褒美!とか言ってまた無駄遣いしちゃった…。
- ちょっとお金に余裕あるし少しぐらい贅沢しても大丈夫でしょ?
- またガチャに課金しちゃったけど、まあギャンブルとかよりマシ!
というふうにお金に関することで
漠然と不安を感じたり
ちょっと悩んでいたりしませんか?
僕もわかります。特に最後のガチャ課金とか。笑
服とか靴とか。
カフェでちょっと美味しいもの食べちゃったりとか。
ありますよね。そういうこと。
特に25歳を超えたあたり。
社会人としても仕事に慣れ、ちょっとお金も貯まってきたくらいが危ない。
頑張ってる自分にご褒美!と称して食べ物や服を買うことで
ちょっとでも幸せを感じられるのなら
お金使ってしまう。
で、実は内心ちょっとだけ罪悪感を感じてしまったり。
今日はそんなお金を使うことへ不安を感じるアナタのための
「お金を使うときの考え方」についての記事です。
[box02 title=”この記事が読めばわかるコト!”]
・お金を使うときに何にいくら、「何のために」使うかの考え方
・使うお金を分類して、自分がいくら何に使ってるのかを知る
[/box02]
結論:使うお金はこの3つに分類せよ!
結論から言いますね。
使ったお金はこの3つに分類しましょう、ということ。
- 消費
- 浪費
- 投資
それぞれ説明していきますね。
消費
消費は生きていくために必要なお金。
衣食住にまつわる出費全般です。
食費、家賃、水道光熱費、交通費、下着などの衣類。
生きていくために必ずかかってくる出費。
それが消費です。
浪費
浪費。
これは生きていくために必要ない贅沢の出費。
たとえばブランド物の服や靴、バッグ。
外食やお酒。
生きていくために絶対に必要ではないけど、使うと心が満たされる出費。
それが浪費ですね。
投資
投資。
これは今すぐに何かを得るためではなく、将来それ以上の対価を得るためにかけるお金。
投資と聞くと、株式などの金融資産をイメージしやすいですが、その他にもいろいろあります。
たとえば本を買って勉強したり、資格を取るために教材を買ったり、スクールに通ったり。
「自己投資」という言葉がありますよね。
今ではなく未来のために使うお金が投資です。
以上の3つ。
自分が使ったお金をこの3つで分けて考えます。
- 消費
- 浪費
- 投資
ここで勘違いしないでほしいのは
「浪費が多いからダメ」
「投資が多いから良い」
という話ではなくて。
ポイントとして大事なことは
「どれにどれだけお金を使っているかを自分で再認識する」
「これから使おうとしているお金が消費、浪費、投資のどれなのかを意識できるようにする」
ということ。
変えるべきなのはどれにいくらお金を使うという出費そのもの前の、
「出費に対する考え方、意識」。
ここを変えること。
考え方や意識が変われば自動的に出費の内容も変わってくるはずです。
出費の「消費、浪費、投資」の分類の前に、まずやること
まず自分がどれにいくらぐらい使ったかを調べましょう。
例えば先月のアナタの出費はどうでしょう。
消費、浪費、投資の3つの分類に分けたとき、どれにどれくらい使いましたか?
え?そもそも
いくら全部で使ったかわからない?
それはダメです。
お小遣いアプリあるのでインストールして使ってください。
[jin-iconbox03]マネーフォワード ME | スマホで簡単 家計簿アプリ
https://moneyforward.com/[/jin-iconbox03]
このアプリを使って日々の出費を記録する。
クレジットカードの支払いがメインの人の場合はクレジットカードをアプリに登録することで
自動で記録されるのでめちゃくちゃ便利ですよ。
記録を取らないと始まりません。
で、記録を取ったら分類する。
スーパーでの日用品の買い物→消費
アマゾンで本を買う→投資
友達と居酒屋で酒を飲む→浪費
という感じで。
難しいのは分類の間にありそうな出費。
例えばスーパーで買い物するときに、「ちょっとお高めのアイスを買う」のは消費なのか浪費なのか。
僕はこれは「浪費」とします。
生きていくために絶対必要な出費ではないですよね。
ここでも気をつけないといけないのは「浪費=悪」ではないということ。
例えば友達と居酒屋で酒を飲む、という行為は浪費になるでしょう。
でもこの浪費することにこそ、アナタの人生観や、何に喜びを見出すのかを表すもの。
その出費があるから人生を楽しめる、生きててよかったと思えること。
僕の場合は一人旅なんかもそうですね。
https://www.suan-mosaku.net/2019/12/16/review-fore-hakone/ https://www.suan-mosaku.net/2020/11/16/travel-rv-hokkaido/人間には「そこにお金を使うから生きてる」ってことがある。
お酒だったり、食事だったり、旅行だったり、ゲームだったりするかもしれませんが、それは人それぞれ。
肝心なのは、自分の収入がいくらで、どれくらいならその浪費に使えるのかを把握すること。
これから使おうと思っているお金が消費か浪費か投資かを「お金を使う前」に意識できるようにすること。
それが大事なわけです。
僕はこの3分類を意識するようになって、お金を使うときの判断がかなりクリアになりました。
- 「アイス美味しそー。まあたまには良いよね♪」
- 「この本なんとなく面白そうだから買ってみよっと」
- 「このガジェット良さそうだから買ってしまえー!」
と「なんとなく出費」が多かった。
で、一ヶ月終わったとき、「なんでこんなにお金使ってしまったかなー…(x_x)」
と後悔する…。
でもこの3カテゴリに分けられるようになってからは
- 消費
- 浪費
- 投資
自分が使おうとするお金が消費か浪費か投資かを意識して、
「コレを買うことで得られることって○○だから浪費だな。じゃあ購入見送り」
「この本欲しいけどちょっと高いな。でも買うことで得られることは○○だから投資。買おう。その代わりアイス3日分我慢だ…」
と出費の目的が明確になり、つい勢いで買ってしまうことが減りました。
買うときも「消費」が増えたので、「浪費」はもちろん「投資」も
その月は抑える、とか。
何でもかんでも全部買っていたら
お金足りなくなるのは当たり前ですね。
どこかの出費が増えるなら、どこで抑えるか。
ただ単に、「出費を減らして貯金しよう!」ではなくて、「どこにどれだけお金を使うべきか?」
「これはほんとに今、必要か?買わなくても良いのでは?」
という意識に変わったと思います。
お金を使うときの目的や用途を強く意識するようになった。
特に変わったのが投資についてですね。
以前の僕なら
「とにかく節約。節約して貯金が正義!」
と思うだけでしたが、「10万円払って11万円儲けるにはどうするか」
というような考え方もできるようになりました。
(※金額はたとえばの話です)
肉を切らせて骨を断つ。損して得取れ。
ゼロリスクで100円を手にするより、10,000円のリスクで12,000円を得るにはどうするか。
重要なのは「元手よりも多く利益を得る」こと。
元手より損したらそれは失敗。
じゃあ次どうするか。
これは多少ヤケドしてでも
使ってみないとわからないことなんですよね。
なので少額の株式投資なんかも始めてみたり。
日本人は特にこの「投資」についての考え方が世界的に見ても未成熟らしいですね。
学校で学ぶ機会がほぼないので当たり前かもしれませんが、「この○○円払って○○円プラスアルファ儲ける」という考え方は大事だと思います。
9割の日本人が苦手な「投資」についての注意
消費、浪費、投資の分類について大事なことはお伝えしましたが、注意することもあります。
特に「投資」について。
「消費を抑えよう」「浪費を減らそう」という考え方は多くの人がわかりやすいと思いますし、実際に実行している人も多いと思います。
難しいのは投資。
投資初心者が頭を悩ませることとして
- 元本割れのリスク
- 価値のないものを買ってしまうリスク(詐欺まがいの商品とか)
- 掛けたお金が帰ってくるまで時間がかかる不安
というところでしょう。
元本割れのリスクはつまり
「10万円を使って11万円儲けようとしたけど、9万円しか儲からなかった」
つまり1万円損した、ということ。
価値のないものを買ってしまうリスクは「10万円を使って11万円儲けようとしたけどじつは全く儲からない品物だった」
簡単に行ってしまえば詐欺的行為の被害にあってしまう可能性です。
価値のない商品を購入してしまったり、場合によっては詐欺的行為の片棒を担ぐことになります。
「いつ自分が騙されてもおかしくない」
これくらい慎重でも良いくらい。
投資の商品は複雑なものも多く、素人や初心者がわからないまま購入するのは危険です。
ちょっと勉強してみて「なんとなくこういうことかな」くらい理解できたものを利用したほうが良いと思いますね。
ただ、許容できるくらいの多少の損は覚悟しましょう。
そうでないと投資についてずっとわからないままになってしまいます。
で、危険な投資商品を避けるためにどうするか、というところですが投資初心者向けに注意できるコツがあります。
それが次の段です↓
危険な投資商品を避けるためのコツ。マジックナンバー7
わかりやすい基準の数字があります。
「マジックナンバー7」
どういうことかと言うと、
利率が7%を超える商品は要注意!ということ。
なぜか?
それは世界の市場に出回る多くの投資商品が7%以下、ということ。
利率7%を超える商品はかなり高いリターンが見込める投資商品。
逆に言えば高いリスクが伴う商品の可能性が大。
世界で最も株式取引が盛んな国アメリカ。
そのアメリカの株式市場の中でも
さらに選りすぐりの優良な会社の株式をまとめて取り扱っている投資商品に「S&P500」(スタンダード・アンド・プアーズ500種)
という商品があります。
S&P500はアメリカの株価指数を示す
指標の一つにもなっていますが、このS&P500の株式投資の利率が最高で7%くらい。
2021年8月1日現在のスクリーンショットです↓
世界最大の株式市場であるアメリカの市場の中で
選りすぐりの株式が出す利率が7%。
高いと見るか低いと見るかはさておき。
たとえば。
こういう状況ならアナタも
「それはおかしいでしょ!」とツッコミを入れるでしょう。
プロ野球のオールスター戦に出場する選手の打率が3~4割くらいの中、
どこの誰かもわからないおっさんが
突然アナタの前に現れて
「オレはオールスターで5割打てるぜ!オレを出場させろよな!」
と言ってる。
こう聞けば「いやいや、アンタ酔っ払ってるでしょ。笑」と笑い飛ばして終わりですが、これが投資商品になるとなぜか
「え!?そんなすごい商品あるの!?教えて教えて!」
となってしまう人が意外と多いみたいで。
もちろん、僕もこのマジックナンバー7を知るまでは投資について過度に慎重になったり、逆に「え!そんな良い話があるの!?」
みたいに浮足立ったことがありました。
いやーお恥ずかしい。
アナタも注意してくださいね。
わかりやすくするために大雑把に説明しましたが、投資は一定のリスクを負います。
また誤記や勘違いの内容あればぜひご指摘ください。
要するに利率7%を超える投資商品は世界的に見ても
めちゃくちゃスゴイ商品なので
僕らのような投資の素人に話が来たら注意してね、ということです。
投資初心者は失敗しても「あちゃー、失敗だったかー」とカスリ傷くらいで済むくらいのところから始めるのが基本
FXだのビットコインだの
儲ける仕組みの説明を自分ができないものに何百万円、何千万円を素人がいきなり運用するのは少なくとも僕はオススメしません。
まとめ:アナタの人生を豊かにするためにお金の消費、浪費、投資の3種を意識しよう!
というわけでお金の使い方の3種でした。
僕は一人暮らしを始めてから一ヶ月の残高を毎月1日に記録するようにして、
先月いくら使って、今いくら残ってるか?
を把握するようにしてました。
クレジットカードを支払いのメインにしてしまうと、結局今いくら残ってて、いくら使ったのかがスゴイ曖昧になってしまうんですよね。
気づいたらお金使いすぎて家賃払えない、携帯代払えない、みたいなことになったらいけないので。
クレジットカードの延滞は後々で困ること多いみたいですし。
ただ、僕の周りの人に話聞いてみると意外と自分がいくら使ったか、残ってるかを把握してる人って思ったより少なかったんです。
で、そういう人たちってきっと、「お金の出入りを把握するメリット」がよくわからないんじゃないかなと。
- 何のためにお金を使って、
- 何のためにお金をためて、
- 何のために節約するのか。
これが自分で「ハラオチしてるレベル」でわかってないと、お金を無駄遣いしてしまったり、節約が長続きしなかったりするのかな、と。
「誰がなんというと自分はこの基準でお金を使って、これがほしいからお金をためてる!」
という確固たるお金に対する哲学というか。
ちょっと大げさですが。
そんな大げさじゃなくても、自分が何のために、何を得るためにお金を使って、お金を貯めるのか。
なんとなくでも「基準」があればきっとお金に対する意識も変わるはず。
それがすなわち、
- 消費
- 浪費
- 投資
の3種類。
僕も意識が変わった一人です。
できればホント25歳くらいのときに、この3種類の基準を知っておきたかったです。
もし今アナタが
- 頑張る自分にご褒美!とか言ってまた無駄遣いしちゃった…。
- ちょっとお金に余裕あるし少しぐらい贅沢しても大丈夫でしょ?
- 宵越しの銭は持たない主義!でもそろそろ貯金しないとマズイかも…
- またガチャに課金しちゃったけど、まあギャンブルとかよりマシ!
みたいなことに漠然と困っていたり、不安を感じているのなら、ぜひ参考にしてみてください。
きっと毎月の残高を見る目が変わります。
ちょっとでもアナタの参考になれば嬉しいです😊
ちなみに。
この3種についてとってもわかりやすく紹介している動画がありますので
こちらもぜひ見てくださいね!